Startup Coreを運営する起業志民プロジェクトは、「働き方」というものは、本来とても多様なものだ、という考え方に立っています。
働く=誰かに「雇われる」こと、という認識が社会で一般化していますが、雇われるには必ず「雇う人」がいます。
また、自由に仕事単位でたくさんの顧客とやり取りする「フリーランス」という働き方もありますが、これらの「働き方」を自由に選択できている人は多くありません。
この働き方を自由に選べる人を増やす。そのために起業志民プロジェクトは活動しています。
地方こそ、自由な働き方が求められる
地方創生や働き方改革が叫ばれていますが、都市的な要素が充実した「住んで楽しいまち」を目指すことは、まちとしての個性を薄めるという結果につながる可能性が高くなることに加えて、複数世代に渡って「住み継がれるまち」にはなりにくい傾向があります。起業志民プロジェクトによって目指す働き方改革は、「楽しく働くことができるまち」です。人生の中で、もっとも長い時間を費やすのは、働くことに他なりません。楽しく働けるまちになることで、住むことが楽しいまちになり、結果として住みたいまちに、住み継がれるまちになることを目指そうというものです。
自分らしく、自由に働き方を選べる環境は、地方にこそ求められているのです。
自由な働き方の拠点として
これまで、起業志民プロジェクトの活動として起業家を育成するスパルタキャンプの開催を主要な事業の柱に据えてきましたが、2016年12月1日にこのStartup Core(八幡平市起業家支援センター)を設置。実際にサテライトオフィスが立地しているほか、ここで起業を目指して利用者が活動しています。地方であっても、ここに来れば何か面白いことができる、そういう「場」としての機能を果たすべく、このStartup Coreはミッションを帯びているのです。